三菱重工のsaisonシリーズエアコンについてまとめてみた

こんにちは！マルツエコです。

本日は「三菱重工のsaisonシリーズのエアコン」について紹介していきたいと思います。
三菱のエアコンと言えば、三菱電機かと思われますが三菱重工でもエアコンを販売しています。

三菱電機とは別のメーカーとなり、三菱電機は品質やサービスレベルの高さを売りにしていますが、三菱重工は価格の安さを売りにしているのが特徴です。

今回の記事では、三菱重工のエアコンの特徴と三菱重工の中で人気のあるsaisonシリーズについてまとめましたので、ご興味のある方は読んでみてください。

まず三菱重工のエアコンの特長について

三菱重工のエアコンの最大の特徴と言えば、「シンプル機能であり本体価格が安い」ということです。その中でもこの記事で紹介する、saisonシリーズは、基本性能を重視しており、さらに冷暖房の立ち上がりの速さや効きやすさ、電気代も安くなることを特長としています。

基本性能を重視していると言いつつも、人の有無や室温によって自動で空調ができる人口知能が搭載されており、普通に使用する分には、十分なスペックを持っているとも言えます。

デメリットを上げるとすれば、他のメーカーと比較してやや故障が多いことです。
急を要する不具合ではなく、ファンの動作不良や温度検知器の故障といった細かな不具合が多いようです。

エアコンの異常を感じた場合は、早めに修理業者に連絡をしましょう。メーカーや代理店により、24時間365日修理対応は可能です。

三菱重工のsaisonシリーズエアコン

先ほどもご紹介したsaisonシリーズのエアコンについてですが、基本性能を重視した特徴を持っています。ちなみにsaisonはセゾンと呼びます。
大きな特徴としましては、下記の4点に分けられます。

特徴1：IoTで空調を一括管理できる

24時間365日、空調機器の運転状態を見守り、さらに最適な省エネ制御を提供できるので、店舗やオフィスビルのトータルマネジメントをサポートします。

詳しく分けると下記のポイントがあります。

point１：年間消費電力量と天気予報情報から、消費電力量を最適化してくれる機能が付属
point２：最適省エネ制御により、店舗やオフィスビルを効率的にサポート
point３：遠隔で多拠点の空調機器を24時間365日一括管理できる

特徴2：エアコンの風が直接当たらない

エアコンの風が身体に直接当たらないように気流を創り出します。リモコン設定だけで、冷房・暖房時の寒い・暑いといった悩みを回避することができます。また、室内ユニットから出た風の行方も的確にアシストすることができます。

特徴3：熱交換性能の向上と低騒音を実現

高APF値を取得しており、2015年省エネ法基準値をクリアしています。
さらに熱交換器は従来より細い外径5.0mmの銅管を採用し、28%スリム化されています。

熱交換器の高さと長さはそのままで、代わりに銅管本数とフィン枚数を増やすことで、熱交換器のスリム化と熱交換性能の向上を両立させています。

また、室内ユニット内の圧力変動を低減し、低騒音を実現されています。「ファンガード」により、整流効果により静音性を実現しています。

特徴4：室外機が小型・軽量化した

従来の室外機の高さが1,300mmだったのに対し、新型機は1,050mmと小型化になりました。高さが低くなったこともあり、作業者が室外機を運ぶ時に視界も確保でき、かつ肉体的負担も軽減させることができます。
また、室外ユニットの四隅に「ハンドル」といったものを設けたことにより、運びやすくなりました。

さらに、作業者にとって便利な面を説明しますと、従来機では「サービスパネル」を5つのネジで固定していましたが、1ファン室外ユニットは2つのネジで固定されているので、サービスパネルの取り外しが簡単になりました。また、片開き扉構造により、「インバータ基板」へのアクセスが簡単・スピーディーにできるようになりました。

まとめ

三菱重工のsaisonシリーズのエアコンは、本体価格が安いうえに、シンプルとは言いがたい機能が付いていることから、少しでもエアコンに関する金額を抑えたい方にはお勧めのシリーズとなっています。

ただし、三菱重工のエアコンは細かい故障が起こりやすいとのクチコミもありますので、エアコンの異常を感じた際はメーカーや修理業者にご連絡ください。