1 Dec 2021

ハイブリッドファンとシーリングファンの違いについて

こんにちは！マルツエコです。今日は、ハイブリッドファンとシーリングファンの違いってなんですか？という質問がよくありますので、その説明をさせて頂きたいと思います。

シーリングファンとは？

シーリングファンってどんなものか分かりますか？と質問すると、多くの方が「天井についているプロペラ（扇風機）の事ですよね！」と答える方がほとんどだと思いますが、ではシーリングファンにはどのような効果があるのでしょうか。

シーリングファンの効果とは？

まず一番の効果としては、天井付近の空気を撹拌する事により、部屋の全体の温度を一定に近づける事ができますので夏の冷房や冬の暖房効率を上げるといった効果があります。その結果エアコンの設定温度を、夏は高く冬は低く設定する事ができますので節電効果も期待できるのです。特に天井の高い吹き抜けの部屋に設置される事が多いです。

ハイブリッドファンとの違いは？

では、ハイブリッドファンはどうでしょう？ハイブリッドファンも基本的な効果は一緒で、天井にあるエアコンから出る風でファンが回転しますので、その結果空気を撹拌して部屋の温度ムラを解消するという効果が期待されています。ではハイブリッドファンとシーリングファンとの違いは一体何になるのでしょうか？

一番の違いは電気代が掛かるか掛からないか

シーリングファンは回転するのに電気代が掛かります。一方ハイブリッドファンはエアコンの風で回転するので電気代も掛かりません。 シーリングライトなどの電源（引掛シーリングや引掛ローゼット※写真参照）を利用して取り付けしますが、そこから電力を得てファンが回転する商品です。ですのでファンが回転している＝電気を使用しているという事になります。また引掛シーリングやローゼットの形状によっては、天井に穴を開けるなどの工事が必要になってくる場合がありますので、実際にシーリングファンを取り付ける際には少し技術と知識が必要になってきます。一方ハイブリッドファンは、天井カセット型4方向エアコンの場合ですと、グリルパネルを開いてその内側と外側でファンに土台となる台座を取り付けるだけですので、とても簡単に設置する事ができます。またハイブリッドファンの動力はエアコンから出る風で回転しますので、電気は一切使用する事がありません。そのような意味ではとてもエコな商品とも言えると思います。取り付けにつきましては動画も公開していますので、気になる方は是非チェックしてみてください。