小カセットエアコンへの取り付け方法

天井カセット型4方向エアコンで、1辺が約750mm程の小さいタイプのエアコンがありますが、取り付け方法は2パターンございます。

通称「小カセットエアコン」と呼ばれるタイプの4方向エアコンですが、1辺の外形寸が約750mm程ほどの小さな天井カセット型エアコンであり、直径が約1,100mmのハイブリッドファンFJRでは大き過ぎてしまいます。

そこで一回り小さめのタイプのハイブリッドファンSTJKが大きさ的には丁度いい大きななのですが、本来ハイブリッドファンSTJKはアネモ式の吹き出し口や2方向エアコンに取り付ける為のハイブリッドファンですので、天井カセット型4方向エアコンに取り付けする為の付属品が揃っておりません。

この小カセット型エアコンに設置するには、2通りの方法があります。

１．ハイブリッドファンFJRを購入して、羽を短くしてから設置する方法

２．ハイブリッドファンSTJKを購入して、オプション部品を購入して設置する方法

まずこの方法で設置する為には1つ条件があります。それはエアコンのグリルパネル内にハイブリッドファンFJRの付属品である「取り付け板」設置できるかどうかという点です。

もともとハイブリッドファンFJRは1辺が950mmほどのエアコン用に開発されたハイブリッドファンですので、この小カセットエアコンでは通常の「取り付け板」の設置方法では取り付け出来ません。

そこでグリルパネルの格子の目に対して、斜めに「取り付け板」を設置するのですが、その取り付け板がグリルパネル内に入るか入らないかで、ハイブリッドファンFJRが設置出来るかどうかが決まってきます。（※右の図をご覧ください。）

この取り付け板の設置が可能であれば、あとは羽の長さを1本あたり10cm程短くする事で、全体の直径が約900mmと小さくなりますので、1辺が750mm程の少カセットエアコンであれば、丁度いい大きさのハイブリッドファンとなります。

次にハイブリッドファンSTJKの設置方法に関してですが、前述にもある通りハイブリッドファンSTJKは、本来はアネモ型の吹き出し口や、2方向のエアコン用に取り付ける為のハイブリッドファンですので、小カセット型4方向エアコンに設置するには取り付け部品が足りておりません。

そこで別途ご購入頂きたいのが「小カセット用部品」というオプショ部品になります。

中には「台座プレート」が1枚と「取り付け用のネジが4本」入っておりますので、あとは通常の付属品として入っている取り付け部品を、板だけの状態にして頂き、グリルパネルの内側と外側とで、取り付け板と台座プレートを挟み込むようにして設置します。

あとは羽の長さを最大まで伸ばしてあげれば、直径830mm程までに伸びますので、丁度いい大きさとなります。

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