天カセとは?天井カセット型エアコンについてまとめてみた
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こんにちは!マルツエコです。
本日は「天カセエアコン」について紹介していきたいと思います。
そもそも、天カセエアコン(天カセ)とは何でしょうか?
天カセとは、「天井カセット型エアコン」の略称のことです!
室内機を天井に埋め込むタイプの業務用エアコンのことで、天井と一体化して見えるためスッキリして見える特徴があります。
一般的にエアコンというと…
一般的に、下記のように「壁に取り付ける」タイプを想像するかと思われます。
大体の家庭には付いているので、皆さん馴染みがあるのではないでしょうか?
しかし、お店や美容室とかに行くと、下の写真のように四角いエアコンをよく見かけることが多いですよね。これを「業務用エアコン」と言います。
ちなみに現在、業務用エアコンで1番人気の機種「ダイキン製 EcoZEAS 天井埋込カセット形 SZRC112BJ」に関しては、仕様を確認しますと1台あたり4.0馬力相当あるとのことです。
このことより、理論上では業務用エアコン1台で13.2坪(26.4畳)ほど対応できると考えることができます。
※あくまでも理論上の計算です。天井の高さや窓の大きさ、建物の種類などによって大きく異なる場合もありますのでご注意ください。必要なエアコン台数は必ず設備業者と打ち合わせの上、ご決定ください。
それでは、本題の「天カセ」について説明していきたいと思います!
天カセとは?天カセの種類について
天カセとは?最初に天カセの種類について説明していきたいと思います。
天カセには下記のタイプがあります。
1. 天井カセット形4方向吹き出しタイプ(天カセ4方向)
2. 天井カセット形2方向吹き出しタイプ(天カセ2方向)
3. 天井カセット形1方向吹き出しタイプ(天カセ1方向)
下記では、それぞれ特徴を説明していきたいと思います。
天カセとは?天井カセット形4方向吹き出しタイプ(天カセ4方向)のこと
業務用エアコンの代表格で、導入数No.1のタイプです。
施設や美容室、オフィスでよく見られる方も多いのではないでしょうか?
メーカーによって付加機能が異なり、一番人気のダイキン製では360℃から風を送り出すタイプの「ラウンドフロー」、三菱電機製では人感センサーなど便利な機能が付いています。
その他にも除菌や自動フィルター掃除機能など含まれています。
デメリットとしては、エアコン本体と天井に埋め込み工事費が高いことです。
天井カセット形は、設置時にエアコンの本体を天井に埋め込む必要があります。そのため、本体を設置する前には天井に穴を開けてスペースを作る作業が必要です。
本体の設置のみで済むタイプのエアコンと比べると、天井カセット形は手間がかかるため、工事費が高くなると言われています。
天カセ4方向を使っていてエアコンの風に不快感はないですか?
ダイキンエアコンを製造している会社様からは、ダイキン製はエアコンの風を360℃吹き出せますが、個人の好みの気流を作り出すことは難しいとの見解を述べています。
お褒めいただき恐縮です🙇♂️
— くうき産直工場 (@daikinBtuber) May 16, 2022
360℃吹き出せるのですが、やはり個々人の好みの気流を作り出すのは難しいです。一般的に直撃を嫌がられる方が多いので、ハイブリッドファン(西部劇に出てきそうなプロペラのやつ)は有効な手段だと思われます。(ぺい) https://t.co/3XIwF3G3LE
つまり、現代の技術ではエアコンの能力だけで風を万遍なく拡散することはできないということです。エアコンの直撃風が苦手な方は一度「ハイブリッドファン」をお試しいただくことをお勧めします。
「ハイブリッドファンって何?」と思われた方はこちらの記事をご覧ください。
夏場は必須?!ハイブリッドファンの効果
天カセとは?天井カセット形2方向吹き出しタイプ(天カセ2方向)のこと
略して「天カセ2方向」ともいいます。
メリットとしては、4方向タイプよりも価格が抑えられることと、細長いI字型の事務所や店舗などの他にも、廊下などの幅が狭い空間にも設置ができるところです。
形状が細長いため、見た目がすっきりしておりデザイン性を重視する店舗にはおすすめとなります。
デメリットとしては、エアコンの風が2方向からしか出ないため、4方向タイプと比較すると風が若干偏りやすいことです。
天カセ2方向を使っていてエアコンの風に不快感はないですか?
見た目がすっきりしていてデザイン性の高い2方向型エアコン。エアコンの風が2方向からしか出ないため、4方向エアコンと比較すると風が拡散されにくくなります。 こちらのタイプも上記同様、天井に埋め込むタイプです。 吹き出し口が1方向のため、エアコンの真下や壁の両サイドにはエアコンの風は行きにくくなります。 天井カセット用エアコン、略して「天カセ」。なぜそのように呼ばれているのでしょうか? こちらのタイプはその名の通り、天井に埋め込むのではなく、吊り下げて設置するタイプのエアコンのことです。 「天吊自由形」とは、「天カセ4方向を外に出したタイプ」のことです。 床置き形とは、床に設置するタイプのエアコンです。 その他に、「ビルトイン形」、「天井埋込ダクト型」がありますが、こちらの記事では省かせていただきます。 それでは本日の記事をまとめていきたいと思います。 株式会社マルツ電波 マルツエコ ネット販売店 本ページの内容に関しましてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
エアコンの直撃風が苦手な方、エアコンが暑すぎる・寒すぎるという方は一度「ハイブリッドファン」をお試しいただくことをお勧めします。
「ハイブリッドファンって何?」と思われた方はこちらの記事をご覧ください。
夏場は必須?!ハイブリッドファンの効果
天カセとは?天井カセット形1方向吹き出しタイプ(天カセ1方向)のこと
こちらのメリットとしては、埋め込み型の中で最も価格が抑えられることです。
デメリットとしては、やはり1方向のためエアコンの真下や両サイドに風がいきにくいことでしょう。風が偏りやすいため、施設で導入されている業務用エアコンは4方向タイプか2方向タイプが多いです。
天カセ1方向を使っていてエアコンの風に不快感はないですか?
エアコンの直撃風が苦手な方、エアコンが暑すぎる・寒すぎるという方は一度「ハイブリッドファン」をお試しいただくことをお勧めします。
「ハイブリッドファンって何?」と思われた方はこちらの記事をご覧ください。
夏場は必須?!ハイブリッドファンの効果
天カセとは?「天カセ」ってなんで言うの?
ちなみに、建築・住宅用語では、天カセ(天井カセット型エアコン)とは「フィルター、吸い込み口、吹き出し口などが一体となり天井に埋め込まれた空調機」と説明されています。
このことをまとめると、
・天井に取り付けるカセットのことを「天井カセット用エアコン」と言う。
・フィルター、吸い込み口、吹き出し口などが一体化されており、そのことをカセットと言う。
と解釈しました。「天カセ」と略されている理由は、呼びやすさや親しみやすさからも来ているのではないのでしょうか?分かる方がいらっしゃいましたら教えてください💦
「天カセ」と「天吊り」のちがいについて
デメリットとしては、空調機器が室内に露出しており目立ってしまうところと部屋の場所によって温度差が生まれるところです。また、空調機器や配管が外に出ているため、圧迫感を出してしまったり室内のインテリアに馴染まなかったりする場合があります。このような特徴から、天井吊形の業務用エアコンは、柱や仕切りの多い室内には向いていないと言われています。
ちなみに、天吊形には「天吊自由形」と「天吊耐油形」の2種類があります。
「天吊耐油形」とは、「飲食店の厨房向けに作られた天吊りエアコン」のことで、油煙に強く錆びにくいことを特徴としています。
「天カセ」と「床置き形」のちがいについて
デメリットとしては、床置きですので設置するためのスペースがいることでしょうか。
その他のエアコン
まとめ
まず天カセとは、「天井カセット型エアコン」の略称のことを言います。
室内機を天井に埋め込むタイプの業務用エアコンのことで、天井と一体化して見えるためスッキリして見える特徴があります。
天カセには、4方向、2方向、1方向吹き出しタイプとありますので、それぞれのメリット・デメリットを確認してから、どのエアコンを取り付けるか決めましょう!
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