ハイブリッドファンの見分け方について

こんにちは！マルツエコです。

本日はハイブリッドファンの見分け方についてご紹介したいと思います。

お客さまより「ハイブリッドファンを購入しましたが、現在の型式が分かりません」、「羽根が一部損傷したので羽根だけを購入したい」といったお問合せをいただくことがあります。

ハイブリッドファンは販売されてから現在まで4回モデルチェンジ(アルミ羽を除く）を行っておりますので、ご自身が使用されているハイブリッドファンがどの型式なのか確認をする必要があります。

ハイブリッドファンの見分け方について

ハイブリッドファンのキャップのシールを見ていただくことで、現在ご自身が使われているハイブリッドファンのモデルが分かります。

以下の表を見ていただくと分かりやすいかと思われます。

また化粧箱に記載してある型式からも確認することはできますが、HBF-FJR（旧型）とHBF-FJR（新型）はランニングチェンジと言って製品型番に変更がありませんでしたので、上記のキャップに貼ってあるシールの模様や羽の形状から判別してください。
※ランニングチェンジとは、製品の型番を変更しないまま設計変更を実施することです。

ハイブリッドファンのキャップについてよくあるお問合せ

余談ですがハイブリッドファンのキャップに関して、よくあるお問合せ内容につきましても併せて紹介していきたいと思います。

Ｑ1：センターメンバーのノブを回してもノブが上がってきません…

羽根を手でおさえて下から見た状態でノブを右方向に回してみてください。
文章で書かれても分かりにくいかと思われますので、下記の動画をご参照ください。
※3:36～3:45の間で説明しています。

Ｑ2：設置したハイブリッドファンがグラグラしています…

センターメンバーのノブがしっかり上まで上がっていない可能性があります。
ハイブリッドファンの設置写真をいただいた際にも、下記の写真のような状態で設置されている場合が多いです。

この写真の状態ですとファンは回りますが、センターメンバーを台座に引っ掛けただけなのでグラグラした状態で設置されています。

最悪の場合ですと落下の可能性も出てきますので、台座プレートにピッタリくっつくまで回し上げてください。

Ｑ3：ハイブリッドファンから異音がします…

ハイブリッドファンは動力なし、エアコンの風のみで回転しますので、通常回転しているときにはほとんど音はしません。

しかし、「サー」と擦るような音、「カチカチ」と一定間隔で異音がする場合には次の内容を確かめてみてください。

「サー」と擦るような音の場合：センターメンバーが真っすぐに設置されていない可能性あり

まず「サー」と擦るような異音がずっと鳴り続ける場合は、センターメンバーが垂直に設置されていない可能性が考えられます。センターメンバーは二つの筒が重なる構造を取っているので、少しでも斜めになっていると、その二つの筒が重力によって重なり合い擦れ合ってしまいます。その時に「サー」という異音が発生します。

その原因となるのは、取り付け板に台座プレートをネジ止めする時のネジの締め込み具合の差によります。このネジの締め込み具合が均等になっていないと台座プレートが斜めに取り付けられてしまいますので、結果的にその台座プレートに取り付けるセンターメンバーも斜めに設置されてしまうのです。

対策方法としては、一度台座プレートを固定している4本のネジを全て外して、再度均等になるようにネジを締めてみることで解決できます。

「カチカチ」と一定間隔で音がする場合：ハイブリッドファンの羽根がエアコンに当たっている可能性あり

センターメンバーが斜めに設置されていることで、ハイブリッドファンも斜めに設置されてしまいます。その結果エアコン本体のルーバーとハイブリッドファンの羽根が緩衝したり、斜めの度合いが大きい場合はエアコン本体に羽根が当たってしまうことがあります。

この現象も上記同様に、まずはセンターメンバーの土台となる台座プレートを4本のネジで均等に締め上げ、エアコンに対して水平になるように設置することで解消できます。

ハイブリッドファンのことならマルツエコへ

「ハイブリッドファンを取り付けたいと思っているけど、今の業務用エアコンに取り付けは可能？」「そもそもハイブリッドファンってどんな効果があるの？」と思われた方は、お気軽にマルツエコまでお問合せください。
マルツエコは約4,800社以上の企業さまへ納入した実績と豊富な経験があります。
https://marutsueco.com/hybridfan-kouka https://marutsueco.com/hybridfan-demerit